寒中見舞い

寒中見舞いには用途に応じたマナーがあります!

17.07.09

寒中見舞いには用途に応じたマナーがあります!

 

前回、「知ってるといざという時に役立つ!寒中見舞いのマナー」では
寒中見舞いを出すときのマナーとして、
「出す時期」「使用するはがき」「避けたい言葉」について、ご紹介しました。

今回は、寒中見舞いの様々な用途に応じた書き方のマナーについてご紹介します!

 

寒中見舞いの基本構成

 

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寒中見舞いの用途に応じて多少構成は変わりますが、基本の構成は以下の通りです。

季節の挨拶状として出す場合は、基本の構成でまとめるといいですね。

①寒中見舞いの言葉
②先方の安否や健康を気遣う言葉
③自分の近況報告
④結びの挨拶
⑤日付

 

 

年賀状の返信が遅れた場合のマナー

 

「年賀状を出していない相手から年賀状が届いたけど、
今から返事を出してもいいのかな…」

帰省や旅行などで確認が遅れてしまい、
どうしても年賀状の返事が遅れてしまうことってありますよね。

松の内(1月7日)を過ぎてしまう場合は、寒中見舞いとして出します。
年始の挨拶代わりなので、先方の健康を喜ぶ言葉と、年賀状をもらったお礼、
遅れたお詫びを書き添えるのがマナーです。

<例文>
寒中お見舞い申し上げます
このたびはご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございました
ご挨拶が遅れまして誠に申し訳ございません
皆様におかれましては良いお年を迎えられたご様子 心よりお喜び申し上げます
おかげさまで家族一同 元気に暮らしております
今年も変わらぬお付きあいのほど どうぞよろしくお願いします
平成○○年○月○日

 

 

喪中の方に年始の挨拶として出す場合のマナー

 

喪中はがきが届き相手の不幸を知った場合、
返事は出さなくても失礼にはなりませんが、寒中見舞いを出すと丁寧ですね。

喪中はがきの返事は、気落ちしているであろう相手を気遣うものなので、
故人を偲ぶ言葉や相手を思いやる言葉を書き添えましょう。

<例文>
寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中との由を賜り年始のご挨拶は遠慮させていただきました
お気を落とされていることと存じますが、寒さ厳しき折から、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます
平成○○年○月○日

 

 

相手が喪中と知らずに年賀状を出した場合のマナー

 

「年賀状を出した後に相手から喪中の連絡が…」
相手が喪中と知らずに年賀状を出した場合、すぐお詫びの電話を入れるか、
寒中見舞いにお詫びとお悔みの言葉を書き添えて出すといいですね。

<例文>
寒中お見舞い申し上げます
この度は、ご喪中とは存じ上げず年頭のご挨拶を申し上げてしまいましたこと
深くお詫び申し上げます
遅まきながら改めてお悔やみを申し上げ○○様のご冥福をお祈り申しあげます
日ごとに寒さが募る時期ですので お体を大切にお過ごしください
平成○○年○月○日

 

 

喪中に年賀状が届いた場合のマナー

 

喪中はがきの行き違いや、出し忘れなどにより
喪中に年賀状が届いてしまうことはありますよね。

喪中に年賀状が届いた場合は、
年賀状のお礼と喪中のお知らせを書き添えて寒中見舞いを出しましょう。

また、喪中はがきを出していなかった場合は、その旨をお詫びするのがマナーです。

頂いた年賀状に対してお礼の言葉を述べる時に気を付けたいのが、
年賀状を「年始状」や「年頭のご挨拶」と言い換えることです。
年賀の「賀」はおめでたい言葉なので、使用は避けましょう。

<例文>
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお年始状をいただきありがとうございました
昨年○月○日に祖母(享年○歳)が他界いたしましたため
年末年始のご挨拶を控えさせていただきました
旧年中にお知らせ申し上げるべきところ行き届かずに大変失礼いたしました
今年も変わらぬお付きあいのほど どうぞよろしくお願いします
平成○○年○月○日

 

 

寒中見舞いは寒い冬に温かい思いやりを伝えられる文化です

 

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体が縮こまるほど寒い冬の時期。
ましてや大切な人を失った方にとっては、
心まで縮こまるような思いをしてらっしゃるかもしれません。

そんな時、温かい思いやりの伝わるはがきが届いたら、それは手元にだけでなく、
心にまで届くのではないでしょうか。

マナーは相手を思いやる気持ちから生まれたものです。
記事を参考にしてマナーを踏まえ、大切な方へ寒中見舞いを送ってみてはいかがですか?