自分でデザイン

フリー素材を使って年賀状を作るならルールを守ろう!

17.10.16

フリー素材を使って年賀状を作るならルールを守ろう!

 

年賀状を作るときにとっても助かるのが、
フリー素材を取り扱っているホームページですよね。

フリー素材とは、無料で使えるデザインやイラストのこと。
年賀状に使える素材を置いているホームページもいっぱいあります。
ただ、無料で使えるからといってルールが無いわけではないんです!

例えば、会員登録。
登録が必要なところもあれば、登録せずに使えるところもあります。
ホームページごとにルールが違って、OKなこと、NGなことに少しずつ差があります。
ですから必ず利用する前に利用規約を読むようにしましょう。

 

 フリー素材には著作権があります!

 

著作権、というのをご存知ですか?

著作権とは、創作した著作物に発生する知的財産権のことです。
誰かが作ったイラストやデザインなどの作品には、この著作権が発生します。

フリー素材とは、無料で使える素材のことを指しますが、
この「フリー素材」を使用する時、
「著作権」について正しい知識を持って使用することが大切です。

その素材を作った人や、公開しているホームページ側が著作権を持っています。
「無料=著作権を放棄している」訳ではないんですね。

例えば、自分で作ったものや描いた絵を、
別の誰かに「これは私の作品だ」と言われたら悲しいですよね?

「良いものができたら多くの人に見てもらいたい」
「みんなに使ってもらいたい」
…でも権利を持っているのは著作者本人だけなんです。

ですから、著作権侵害にならないよう、ルールを守って使うことが大切です!

 

まずは、著作権の基礎知識を知りましょう!

 

著作権を侵害すると、

①原則として「10年以下の懲役」または「1000万円以下の罰金」の罰則となります。

どちらか一方だけではなく、懲役と罰金を両方とも科すことができるんです。

②さらに、侵害者が法人の場合だと、罰則が強化されます。(3億円以下の罰金)

注意が必要なのは、この罰金刑は法人に対してのものだということ。
その法人の従業員で著作権法違反行為を行った張本人に対しては、
①の刑罰が別に科せられるということです。
処罰される対象が法人に変わる訳ではないので、

著作権を侵害した本人への罰則はもちろんあります。(著作権法124条1項)
そして、法人が訴えられた場合には、従業員である違反者本人も訴えられた、
ということになるんです。(著作権法124条3項)
「でも、侵害って具体的にどのラインで認められるの?よくわからない…」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。

判例によると、侵害者が「本来の権利者が誰なのか」いうことを
具体的に分かっていなくても、単に「自分以外の誰かが作ったもの」
という認識をしていれば処罰できるようです。

「知らない人が作ったものだけど、分からないだろうから使っちゃおう!」
という軽率な行動が、大きな処罰に繋がる可能性があるんです。

 

加工禁止のものは加工しない!

 

フリー素材には、加工OKのものと加工NGのものがあります。
加工とは素材の色を変えたり切り抜いたりすることを指します。
選んだ素材が加工NGなら、そのまま使うようにしましょう!

ホームページによっては、まれに加工OKの素材があります。
デザインのバランスを考えて、色を変えたり、一部を切り抜きたい場合は、
必ず前もって利用規約を確認しておきましょうね。

また、加工OKでも加工後の著作権が自分になるわけではありません。
加工した後も素材の取り扱いには注意したいですね。

 

二次配布しない!

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二次配布は、素材ホームページの多くで禁じられています。
二次配布とは、ダウンロードした素材を元のホームページを介さずに配布することです。

例えば、

「無料でダウンロードした素材を、元のホームページとリンクせず
自分のホームページに掲載した」

「友達が同じ無料素材を使いたがっていたからデータをコピーして渡した」

…これらは二次配布に当たります。

有料でも無料でも、友達でも知らない人でも、
二次配布禁止のホームページなら絶対にNG!

どうしても紹介したいなら、元のホームページのリンクを貼って紹介したり、
ホームページのアドレスを教えて直接足を運んでもらいましょうね。

 

引用元の表記についてはガイダンスに従おう!

 

フリー素材と一言に言っても、使用ルールについては
著作者によって大きく振り幅がある内容もあります。
その一例が、「引用元の表記」です。

例えば、
個人の場合:制作元の明記の必要なし
法人の場合:制作元の明記の必要あり
という場合もあれば、

個人の場合も法人の場合も、制作元の明記の必要があるパターンもありますし、
両方不要の場合もあります。

また、メディアによって変わってくる場合もあります。

例えば、
「ホームページや動画などにはリンクを明記してホームページを紹介する必要があるが、
紙に印刷する場合は不要」
などです。

引用元のルールについては、このように振り幅が多い部分であり、
かつ意外と見落としている方が多いので、必ず確認するようにしましょう!

また、商用で引用元が必要の場合は、
「会社の中で使用する年賀状だから、法人では使うけれど、
ほぼ身内で使用するようなもの…どうしたらいい?」
という問題も発生するかもしれません。

その場合は、その素材ページの製作者に直接メールフォームから
確認するのが最善ですよ◎

 

フリー素材を使うなら、こんなことにも注意!

 

フリー素材を使って年賀状を作るなら、
ホームページのルール以外にも気をつけたいポイントがあります。

 

ウイルス対策はしっかりと!

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フリー素材のホームページ運営は広告収入で成り立っていることが多いです。
広告をクリックすることで収入に繋がるので、
素材をダウンロードしたつもりが広告をクリックしていた!なんて場合も…。

悪質なホームページでは「ウイルスに感染してしまった」
という最悪の事態が起こらないとは言い切れません。

利用するなら、なるべく分かりやすいホームページを選びましょう!
念のためウイルス対策は万全にしておくと◎

 

印刷する前に解像度の確認を!

 

素材をダウンロードして、年賀状のデザインを完成させて、いざ印刷!
…と行きたいところですが、ちょっと待って下さい!
利用する素材の解像度は気にしていますか?

解像度が低い素材は、印刷すると粗く不鮮明になってしまう場合があります。
パソコンのモニターから見て大丈夫でも、年賀はがきに印刷する前に、

・プレビューで拡大してみる
・試し刷りをしてみる

など、ちゃんと鮮明に印刷できるか確かめてみましょう。
もし粗くなりそうなら、デザインを調整し直せばOK!
これなら年賀はがきを無駄にぜずに済みますよね。

 

フリー素材はルールを守ればとっても便利!

 

フリー素材を使う上でいくつか気をつけたいポイントをご紹介しましたが、
いかがでしたか?
著作権や利用規約など、フリーソフトを使うなら知っておきたいことが
色々ありましたよね。

「フリー素材」とはいえ、素材を作った人は必ず存在します。
著作者の好意で自由に使えるようになっています。
ですから感謝の気持ちを忘れずに、これからもルールを守って使っていきたいですね。

 

 

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