人気の年賀状2023

前回の「年賀状を自分で印刷orプロに印刷を依頼、どちらがいいのか
コスト面から比較しました！」では、

自宅プリント、お店プリント、ネット注文印刷におけるコストの違いを
ご紹介いたしました。
・自宅プリント…自宅で印刷
・お店プリント…写真屋さんなどの店舗に出向き年賀状の注文をし、印刷の依頼をする。
・ネット注文印刷…ホームページ上から年賀状のデザインを作り、印刷の注文をする。

今回はそれぞれの印刷の質について比較したいと思います。

プロが使用するプリンターに比べ、自宅のプリンターでは細かい調整ができません。

予想のつく方も多いと思いますが、
やはり自宅プリントよりもお店プリントやネット注文印刷の方がキレイに印刷できます。

ではなぜ自宅プリントの方の質は落ちてしまうのか、理由をご説明させていただきます。

印刷をキレイにするには「キャリブレーション」を行うことが必要になります。
自宅プリントをしたときに、
パソコンのモニターと実際の仕上がりに違いが出ることはありませんか？

それは、キャリブレーションを行っていないことが原因と考えられます。

キャリブレーションとは、プリンターでインクや色味の調整を細かく行うことにより、
印刷の仕上がりがパソコンの画面上の見た目にできるだけ近くなるように
調整することです。

このキャリブレーションですが、自宅のプリンターで設定する場合、
「キレイ」「標準」からしか選ぶことができないことがほとんどです。
ですからざっくりとした調整しかできず、どうしても質が落ちてしまうのです。

その点、お店プリントやネット注文印刷の会社で使っているプリンターは
高性能なため、キャリブレーションも細かく行えます。
ですから、印刷の仕上がりがキレイになるのです。

また、自宅のパソコンのモニターによって
画像の明るさが全然違う場合があります。
例えば、AさんとBさんが同じプリンターを使っていたと仮定します。

同じ画像を見ていても、
Aさんのパソコンのモニターでは明るく、
Bさんのパソコンのモニターでは暗く見えている場合があります。

両者とも見えている明るさは違っても元は同じ画像なので、
同じ「キレイ」で印刷したら、仕上がりは同じ色味になります。
ですから、自宅プリントの場合は「もっと明るく（暗く）したかった…」
ということが起こりがちなのです。

プロが行う印刷がキレイな秘密をご紹介いたします！

ではなぜお店プリントやネット注文印刷ではキレイに印刷できるのか、
その秘密に迫りたいと思います。

写真補正で写真入り年賀状もキレイな仕上がりに！

お店プリントやネット注文印刷で写真入り年賀状を印刷する際、

お店によっては写真の補正を行ってくれるところがあります。
写真補正を一例でご紹介いたします。

・人物写真の肌色の補正と、背景の明るさ・色調を補正して画像全体を最適化する。
・かぶっている色の除去

お店によって補正するかしないかも選べるようになっています。

特殊な印刷方法でよりキレイに印刷できる！

お店プリントやネット注文印刷では、
通常の印刷よりもキレイに仕上がる印刷方法を選べるところもあります。

各社様々な印刷方法がありますので、
今回もネット印刷会社「京都の四季」を一例としてご紹介いたします。

ネット印刷会社「京都の四季」ではプレミアム写真印刷（銀塩プリント）という印刷方法を選択できます。
写真を印刷する際、通常の印刷とは違い写真の現像をするように印刷をしていきます。

紙の内部で発色しているような仕上がりになるため、
色褪せや滲みにも強い印刷になります。

色彩がはっきりし、なめらかな仕上がりになるので、特に人物写真の印刷に最適です。
結婚報告や出産報告などを特にキレイに仕上げたい場合にオススメの印刷方法です。

多少コストがかかっても、総合的にお得感があるのはプロに印刷を依頼する方法です！

印刷の質については、圧倒的にお店プリントやネット注文印刷の方が
キレイに仕上がることがお分かりいただけたかと思います。

自宅プリントと、お店プリントやネット注文印刷などプロに印刷を依頼するのと、
総合的に見てどちらが良いかは価値観によっても異なると思います。

やはりコストがかからないのは自宅プリントですし、
キレイに仕上がるのはお店プリントやネット注文印刷です。

ただし、自宅プリントは一から十まで全て自分で行わなければなりませんね。
年賀はがきやプリンターを買いに行くなどの手間もかかります。
また、自宅のプリンターで失敗することもよくあることですよね。

ですから、印刷の質と手間を考えたら、多少コストがかかったとしても、
プロに印刷する方がお得感は感じられるのではないでしょうか？

特に、年賀状に時間や手間をかけられない方や、
できるだけ質の高い年賀状を作りたい方は、
プロに印刷を依頼する方をオススメいたします。

是非、ご自身に合った方法を考えてみてくださいね。