自分でプリントする
はがきの下準備とプリンターの確認で自宅プリントもバッチリ!
17.10.16
今回は、自宅で年賀はがきを印刷する時に、知っておくべき注意点についてご紹介します!
はがきをセットする前の準備と確認で、印刷ミスやトラブルを防げます!
宛名面から印刷するとはがきを汚しません!
宛名面と通信面、どちらから先に印刷するか迷ったことはありませんか?
実はインク使用量の多い通信面から印刷すると、
ローラーにインクが付着するなどして、はがきが汚れる原因になるんです!
また、自動両面印刷の時も、通信面から先に印刷すると、
印刷速度や印刷品質が落ちる場合があるので、宛名面からの印刷をオススメします!
紙詰まりを防止!プリンターにセットする前にはがきを整える!
静電気やはがきの裁断時のバリ(裁断した時にできた返し)により、
はがき同士がくっついている場合があります。
そのままにしておくと、印刷の際の紙詰まりや重送の原因になるので、
パラパラとさばいてから、はがきの端をそろえましょう。
はがきが反っている場合も紙詰まりの原因になるので、
逆側に反らせて反りをとってから使用しましょう!
はがきをセットする方向と枚数をマニュアルで確認!
「上下逆に印刷してしまった…」
自宅プリントでよくある失敗ですよね。
1枚ならまだしも、何十枚と気付かずに印刷してしまったら大変です。
印刷前にはがきをセットする方向を必ず確認しましょう!
それからもうひとつ気を付けたいのが、セットする枚数です。
プリンターの給紙トレイにセットできる枚数は決まっています。
決まった枚数を超えてセットすると、
プリンターが吸い込む際に思わぬトラブルを起こす場合もあるので、
セットする枚数の確認も忘れずに!
用紙に合わせて印刷設定を変更すると仕上がりがキレイ!
印刷をする時、印刷設定を確認していますか?
設定によりインクの量が変わるので、
インクジェット紙や写真紙で印刷する場合は設定の変更が必要なんです!
例えば、普通紙に写真紙の設定で印刷すると、
消費するインク量が増えて細部がつぶれてしまったり、
インクが紙の裏側までにじむことになります。
逆に写真紙に普通紙の設定で印刷すると、
インク量が十分ではないことでぼやけた仕上がりになります。
設定ひとつで仕上がりが変わってしまうので、
使用するはがきに適した設定に変更しましょう!
試し刷り用紙で仕上がりを最終チェック!
「色味がパソコンと全然違うなぁ」
「写真が思っていたより暗く写ってるなぁ」
年賀はがきはなるべく無駄にしたくないですよね。
失敗した年賀はがきも期間内であれば
手数料を払って郵便局で新しい年賀はがきと交換できます。
ただ、何かと慌ただしい年末に余計な仕事は増やしたくないのが本音なのでは?
家電量販店やインターネットで試し刷り用紙を購入できます。
1枚当たりの価格はインクジェット紙で約2円です。
一度購入すれば来年も使用できますし、
この価格でしたら、何度でも仕上がりをチェックできますよね。
年賀状は人と人との繋がりを形として残せる文化です
前回に引き続き、自宅で年賀はがきをプリントをする時の注意点として、
はがきの下準備とプリンターの確認についてご紹介しました。
年賀状を自宅プリントする時の参考にして頂ければ嬉しいです!
インターネットの普及により、コミュニケーションの幅は一気に広がりました。
とはいえ、クリックひとつで終わるコミュニケーションは味気ないものです。
日本の文化である年賀状は、
年賀状を送る人、配達する人、受け取る人、たくさんの人の手を経て、
その想いが形として残ります。
人と人との繋がりを形として残せる素晴らしい文化をいつまでも残していきたいですね。