年賀状を送る

目上の人にも好印象!知っておきたい年賀状のマナー

17.10.16

目上の人にも好印象!知っておきたい年賀状のマナー

 

年賀状は、日ごろお世話になっている方に感謝の気持ちや、
ご無沙汰している方に近況を伝えることができる「年初めの挨拶状」です。

大切な方々への年初めのご挨拶ですから、
相手に失礼のないように年賀状を送りたいですよね。

そこで、知ってるようで意外と知らない年賀状のマナーをご紹介します!

 

年賀状を作成する時のマナー

 

宛名面のマナー

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<住所>
①住所は都道府県や市・区も省略せずに記入します
②縦書きの場合は、漢数字(一、二、三)を用いるのが基本です
③マンション名・会社名等は省略せず、
住所より一回り小さい文字で段落を下げて書きます

<敬称>
◆個人宛は一般的に「様」
◆教師・医師・弁護士・議員・会計士宛は「先生」
◆会社・学校・役所・組織や団体宛は「御中」
◆連名はそれぞれの名前に「様」

 

裏面のマナー

 

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<賀詞>
目上の人に年賀状を送る場合、特に気を付けたいのが賀詞です。
「寿」や「賀正」など、1文字や2文字の賀詞は、目下の人向けとされています。
目上の人に書く場合は、「謹賀新年」など4文字の賀詞を書いて敬意を表しましょう。

<本文>
年賀状の添え書きには「、」や「。」といった句読点はつけません。
年初めのご挨拶に区切りをつけないためなど諸説ありますが、
句読点は使用しないのが通例です。

また、不吉なことを連想させる「忌み言葉」はNGです!
「分かれる」「失う」「離れる」
といった言葉の使用は避けましょう。

ついうっかり書いてしまいがちなのが「去年」です。
「去」には、離れるや分かれるといった意味があるので、
「昨年」「旧年」などに変えて書くといいですね。

 

年賀状を投函する時のマナー

 

年賀状は松の内(1月7日)までに届けば失礼にあたりませんが、
できれば1月3日までには届くように出したいですね。

もっとも礼儀正しいのは元旦に到着することです。

マナーという観点からだけでなく、受け取る側の立場で考えると、
元旦に届く年賀状は相手の気持ちがより伝わってきて嬉しいものですよね。

元旦に相手の手元に届くには12月15日から12月25日までに投函しましょう。

なお、一般はがきや私製はがきで年賀状を送る際には
「年賀」の朱書きを入れるのをお忘れなく!

一般郵便物とみなされ年内に配達されてしまいます。

 

年賀状を出し忘れた時のマナー

 

いただいた年賀状を1枚1枚見るのもお正月の楽しみですよね。

ところが、
「あ!年賀状出し忘れてた…」と気付いて慌てたことはありませんか?
年賀状を出し忘れた人から年賀状が届いた場合は、なるべく早く返信しましょう!
遅れたからといって返信しないのがもっとも失礼にあたります。
年賀状の投函マナーで話したように、
松の内の1月7日までに届けば失礼にあたりませんが、
過ぎるようであれば、必ず一言お詫びを添えて「寒中見舞い」を出しましょう。
年賀はがきは使えませんのでご注意ください!

寒中見舞いを出す時期は、
寒の入り(1月7日頃)から立春(2月4日頃)までの期間です。

 

マナーの土台は相手を思う気持ちです

 

「年賀状ってけっこうマナーがあって大変…」

そう思う方もいるかもしれませんが、
マナーの土台にあるのは相手を想う気持ちです。

難しく考えずに、受け取った相手が喜ぶ姿を思い浮かべながら
年賀状を書いてみてくださいね!

SNSやメールで新年の挨拶を簡単に済ませる方もいますが、
年賀状は単なる挨拶状ではなく、互いに相手の幸福や繁栄を願い、
感謝の気持ちを伝え合う、人と人とを繋ぐ文化です。

この素晴らしい文化を絶やすことなく、次の世代にも受け継いでいきたいですね。

 

 

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