年賀状の準備
【年賀状の写真選び】選び方のコツからマナーまで!
17.11.16
結婚や出産などのご報告として、また、思い出の写真を使って、写真入り年賀状を送るという方も多いですよね。
1年に1度の大切なご挨拶である年賀状。
写真を選ぶ際のマナー、印刷に適した写真の選び方、印刷をプロに頼むメリットといった、「年賀状の写真の選び方」を徹底的にご紹介いたします!
<目次>
・写真入り年賀状は相手によって「送り分け」ましょう
・年賀状用の写真選びの基準は「向き」と「サイズ」
・年賀状の写真は、「光の当たり方」と「コントラスト(濃淡)」に注目!
・キレイな写真を選んだあとは、プロに任せるとよりキレイな仕上がりに!
写真入り年賀状は相手によって「送り分け」ましょう
最近はスマートフォンなどで簡単に写真が撮れるので、様々な写真が年賀状に使われます。
しかし、その写真が原因で嫌な気持ちにさせてしまったり、人間関係が悪化したりすることもあります。
実は写真入り年賀状には賛否両論があることをご存知でしょうか?
自分では全く悪気なく送ったつもりでも、相手を不快にさせてしまうことがあるのです。
しかし、写真入り年賀状をもらって喜んでくれる方ももちろんいます。
モラルある、誰にでも喜んでもらえる年賀状を作るにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、年賀状に写真を入れる際のポイントをご紹介いたします。
特に気を付けたいのは、子どもの写真と面白おかしい写真
写真選びで気をつけたいポイントは2つ。
それぞれどんな点に気をつけたら良いのか、詳しく確認していきましょう。
子どもの写真は相手を選びましょう!
特に気を付けたいのは子どもの写真です。
出産や子どもの成長の報告に、子どもの写真を使う方は多いですよね。
しかし、こういった子どもの写真を好まない方もいらっしゃいます。
たとえば、
・不妊に悩んでいる方
・ビジネス上の付き合いの方
・子どもと面識がない方
などです。
特に不妊の悩みというのは、気軽に相談できるようなものではないので、知らずに送って不快に思われることが多いものです。
送る前に相手の最近の状況などを思い返してみて、自分なりに配慮してみることが必要なのではないでしょうか?
また、子どもの写真を送っても差し支えない間柄の方に送る際には、子どもだけが写っている写真より家族写真の方が好まれています。
特に最近あまり会っていない方に送る場合には、差出人自身の近況も写真越しに伝わって嬉しいようですよ!
面白おかしい写真は友人にだけ送るようにしましょう
友人同士で写った、少しふざけた面白おかしい写真を年賀状に使われる方もいるかもしれませんが、そういった年賀状は友人だけに送るようにしましょう。
こういった写真を目上の方やビジネス関係の方に送ると、非常識と思われかねません。
あくまでも年賀状というのは、新年のご挨拶のために送るもの。
最低限のマナーは守るようにしましょう!
年賀状のデザインは、送る相手を考えて選ぶことが大切です
年賀状を作る時に気を付けたい写真の内容についてご紹介しましたが、写真を載せた年賀状を微笑ましく、嬉しく思う方もいらっしゃいます。
どんな写真を使うときにも大切なことは、送る相手のことを考え、相手によって年賀状を送り分けることなのではないでしょうか?
送る相手によって何種類かのデザインを用意しておくと良いでしょう。
大切な新年初めのご挨拶である年賀状、送る側も受け取る側も嬉しい気持ちで年賀状のやり取りができるのが一番いいですよね!
写真入り年賀状を送る場合には、相手の気持ちに配慮した年賀状を作っていただければと思います。
年賀状用の写真選びの基準は「向き」と「サイズ」
年賀状の準備といえば、どんな写真を使うか選ぶのも楽しみの一つですね!
今は、PCやデジカメなどのディスプレイ上で写真を確認する方がほとんどだと思います。 でも、実際に印刷されたときの見え方を気にしたことはありますか?
そこで、はがきに印刷するのにどんな写真が適しているのか、選び方の基準をお伝えします!
テンプレートのデザインに無理なく収まる写真を使えば、きちんと見せられます!
テンプレートを使って年賀状を作る場合、写真の向きがとても重要です!
使いたい写真がテンプレートに合っているかを確認しましょう。
インターネットなどで配布されるテンプレートには、はがき全面に写真を印刷するものや、複数の写真を配置するものなど色々なデザインがあります。
写真が入るスペースは縦長だったり横長だったり、正方形やフキダシの形だったりと様々です。
つまり、デザインによって、縦向きの写真が適している場合と、横向きの写真が適している場合があります!
例えば、縦長のスペースに横向きの写真を挿入することで、写真の両端が切れて人物の顔が見切れたり、上下に余白が出来て見栄えが悪くなったりします。
写真選びに失敗すると、年賀状が途端に安っぽく、いいかげんなつくりに見えてしまうことも…。
使いたいテンプレートのデザインに合っていない写真は使わないようにしましょう!
写真はサイズを確認して選べば、キレイな画質を保てます
最近では、高機能なカメラを使わなくてもキレイな写真を撮れるようになりましたよね。
デジタルカメラだけではなく、スマートフォンのカメラの機能を使っても、キレイな画質の写真を撮ることができます。
しかし、スマートフォンの画像を年賀状の写真に使いたい場合には、サイズに注意しなければキレイに印刷できない可能性があるのです。
写真の画質というのは写真を撮った時点で決まってしまうものなので、撮影後に画質を上げることはできないのです。
ですから、あらかじめ1181px×1749px以上のサイズで画質のきれいな写真を撮る必要があるのです。
スマートフォンの画像を使う場合、スマートフォンのアプリで加工したものだと、加工後に画像の設定が変わっている可能性があるので注意が必要です。
実はアプリで加工する際に、操作をスムーズにするために自動的に画質(解像度)を低くしている場合があります。
スマートフォン等の画面上で見る場合の画像のサイズと、印刷する際の画像のサイズだと、必要な画像のサイズが異なります。
ですから、スマートフォン等の画面上ではきれいに見えていても、実際に印刷したら思った通りにいかなかった…ということがあるのです。
加工後には画像のサイズのチェックを忘れずに行いましょう!
写真は1181px×1749px以上のサイズなら失敗しません
年賀状の印刷に必要最低限の解像度は72dpiです!
この解像度に合わせる場合、低くても1181px×1749px(ピクセル)のサイズの写真が欲しいです。
(ちなみに、上記のサイズの写真を縮小して使う分には問題ありません。)
これより小さいサイズの写真をはがきに合わせて拡大すると画質が粗くボヤけて写り、せっかくの写真の魅力が伝わらなくなってしまう可能性が高いです。
デバイスごとの写真サイズ(ピクセル)の確認方法は以下の通りです。
年賀状の写真は、「光の当たり方」と「コントラスト(濃淡)」に注目!
思いを込めた写真を添えて送るのなら、くっきりキレイな写真を使いたいですよね。
いざ年賀状を作ってみると、思ったより全体が暗くなってしまったり、画質が悪くなったりするので、困ったことがある方もいらっしゃると思います。
ここでは、キレイな写真入りの年賀状を作るために必要な写真の選び方や、気を付けたいポイントについてご紹介いたします!
「光の当たり方」が均一な写真を選びましょう
写真選びで大切なのは、「光の当たり方」。
被写体全てに対して光りが均一に当たっている写真は、バランスが良く印刷時もキレイに仕上がりやすいんです!
光の当たり具合をパソコンで補正することもできますが、一部分だけ理想通りに補正するというのはテクニックが要ります。
「年賀状に使うためだけの写真に、補正する時間をかけられない。」
「補正のやり方がわからない。」
という場合には、初めから光の当たり方が均一なものを選んだ方が、手間が省けますね。
明るさにバラつきがある写真は、影になっている部分が印刷した時に暗くなり、表情が隠れてしまうことも…。
また、光が当たりすぎている部分が真っ白になって、見えづらくなることもあります。
パソコンのモニターやスマートフォンの画面できれいに見えていても、実際に印刷してみたら思っていた通りの写り具合ではなくなってしまう場合は多々あるので、注意が必要です。
逆光になっている写真は、明るさのバランスが悪くなってしまうので避けましょう
逆光になっている写真は、被写体の奥から光が当たることで、
人物の顔や体に影ができて暗く見えてしまいます。
このまま印刷してしまうと、表情が分からない、暗い写真になってしまうのですね。
補正して人物を明るくすることもできますが、元々明るい背景も更に明るくなってしまうので、今度は背景が見えなくなってしまいます。
人物と背景のバランスを考えると、逆光の写真も避けた方が良いでしょう。
「コントラスト(濃淡)」がはっきりした写真はキレイに印刷できます!
「光の当たり方」と並んでもう一つ大切なことは「コントラスト(濃淡)」がはっきりした写真を選ぶことです。
例えば結婚式の写真などでは、タキシードもドレスも白なのに、背景も白っぽい写真、というのがよくあります。
このように全体が同系色でまとまっている写真の明るさを補正すると、白っぽい写真の場合には色が飛んでしまう可能性があります。
反対に補正しないと、印刷した時に全体的に暗めの印象の写真に仕上がることも…。
人物と背景の色の違いがはっきりしている写真を選べば、色の補正をしてもきれいに仕上がります!
メインのものがはっきり写っている写真を選びましょう
いくら全体のコントラストがはっきりしていても、メインにしたい部分がぼんやりしていたら見えづらくなる可能性があります。
ありがちなのは、山や海の写真。
上の写真は、海と空の境目が分かりづらいですね。
印刷すると、せっかくのきれいな海の部分がぼやけてしまうのです。
この写真のように、メインの部分までコントラストがはっきりした写真であればキレイに印刷ができます!
赤ちゃんの写真選びも、大切なのは「光の当たり方」と「コントラスト」
赤ちゃんが生まれてから初めて送る年賀状。
出産報告を兼ねて年賀状を出される方も多いと思います。
写真選びには特にこだわりたい方が多いのではないでしょうか?
赤ちゃんの写真を選ぶ時にも、「光の当たり方」と「コントラスト」に注目して選びましょう!
赤ちゃんの写真は、顔に影がないものを選ぶようにしましょう。
光が正面から当たっている写真は、影がなくキレイに仕上がります。
また、特に色白の赤ちゃんは顔の周りが濃い色の背景の写真を選びましょう。
コントラストがはっきりして、キレイに印刷できます。
年末近くに出産予定の方は、出産前に年賀状のデザインを決めておくと安心です
11~12月に出産予定の方で、年賀状で出産報告をする予定の方は、赤ちゃんが生まれる前に年賀状のデザインなどを決めておいた方が安心です。
赤ちゃんが生まれた直後は余裕がなくなり、年賀状どころではなくなってしまう可能性もあります。
出産報告の年賀状を出せるのは一度きり。後悔するのは嫌ですよね。
時間があるうちにデザインや宛名の準備をしておき、あとは生まれた赤ちゃんの写真を入れるだけにしておくと良いでしょう。
キレイな写真を選んだあとは、プロに任せるとよりキレイな仕上がりに!
キレイに印刷するための写真を選んでも、肝心の印刷に自信がない…という方もいらっしゃると思います。
年賀状に最適な写真を選んだ上で、プロに頼むメリットについてご紹介いたします。
自分で印刷するのが不安な場合には、プロに頼む方が安心です
自宅プリントはコストも抑えられますし、写真屋さんなどに出向く必要もなく便利なのですが、失敗することも多いですよね…。
特に結婚報告・出産報告の年賀状を作る場合には、キレイな写真を載せたい、と考えている方が多いと思います。
年賀状で失敗したくない!という方は、印刷をプロにおまかせするのがオススメです。
自宅ではできないような細かな修正もしてもらえるのも嬉しいポイントです。
年賀状印刷をインターネットで注文できる「ネット注文印刷」なら、自宅にいながら、プロにお願いすることができます。
さらに写真をキレイに仕上げたい方には、写真を美しく見せる「銀塩プリント」もおすすめです!
写真入り年賀状は、ネット注文印刷に任せれば心配ありません!
近年では年賀状を作らずにSNSやメールであいさつを済ませてしまう人も多くなっていますが、オンラインでなくあえて年賀状をやり取りすることで、より奥深い日本文化を味わうことができると思います。
普段なかなか会えない親戚や知人の顔を写真入りの年賀状で見ることができるのも、嬉しいものですよね!
「仕事が忙しくあまり手間をかけられないが、年賀状で失敗したくない」
「きれいな写真入りの年賀状を作ってみたいけれど、PCが苦手」
といった方も、今年はネット注文印刷で簡単に、心のこもった年賀状を作ってみませんか?
写真の印刷にお困りの方は、是非プロに印刷を依頼してみてはいかがでしょうか?
上記を踏まえて年賀状ネット注文印刷の「京都の四季」がとってもおすすめです。
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